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自然のふれあいに感動し、みんなと仲良くあそびこめる子どもに。

 保育の特徴

1.仏教行事への参加

<花まつり> お釈迦様のお誕生

今から約2500年前インドのヒマラヤ山麓にカピラという国がありました。
王様はスットーダナ、お妃様はマーヤ様とおっしゃいました。ある夜の事マーヤ様は真っ白の像がスーとお腹へ入る夢をご覧になりました。マーヤ様は赤ちゃんを身ごもられたのです。やがて赤ちゃんのお生まれになる日が近づきマーヤ様はお里に帰ってお産みになることになりました。途中、ルンビニーの花園で休憩された時、マーヤ様がアソカの花を取ろうと手を上げたその時、元気な王子さまがお生まれになりました。空からはいい香りの水が降りそそぎ天も地も虹色に輝きました。王子さまはその場で7歩歩かれ天と地を指さして「天上天下唯我独尊」(天にも地にも我ひとり)と力強くおっしゃいました。それは4月8日のことです。この日を“花まつり”と呼び、みんなでお祝いをします。
園内ではホール中央にセッティングされた花御堂の前に全園児が参加、整列します。歌をうたったり、子ども達の手作りの花や生花をお供えしお釈迦さまに甘茶をかけて(潅仏)お祝いします。
 

ねらい  お釈迦様のお誕生を知らせ、一人ひとりかけがえのない尊い存在であることに気付く。

 

<報恩講> 親鸞聖人ありがとう

 

私たちは日々生活する中で色々な恩を受けています。地球を含めて宇宙すべての大自然の恵み、その中で生活する社会の人々の御恩をもっと身近な師、親の御恩、一日の生活の中でどれだけの人々の御恩を受けていることか。 それら目に見えない御恩のことを陰の力“おかげさま”と呼んでいます。これらの御恩の中でも、最も大きな御恩は“すべての人を救わん”という佛様の御恩です。そしてこの佛様の願いを私たちにお知らせくださった親鸞聖人の御恩です。報恩講とは、この佛様や親鸞聖人の御恩に感謝して行う報恩講感謝の集いです。 京都、東本願寺では11月28日の命日に合わせた法要があります。
園内では全園児が参加し、年長児が代表で、献花・献灯、そして参加者全員で焼香を行い「しんらんさまありがとう」とお礼の言葉を言います。

ねらい  すべてのものに感謝の気持ちを持つ。

 

<成道会> 

 

「どうして人は殺し合いをするのだろうか。どうして貧しさや病気で苦しむ人がいるのだろうか・・・。どうすればみんなが幸せになれるのか。その教えをみつけ出すために勉強しよう」そうお考えになったシッダルタさまは、カピラの城を出ていかれました。29歳のときのことです。
それから6年間、山奥でいろいろ修行をされましたが体を苦しめるだけではいけないことに気がつかれ、山を下りる決心をされました。汚れた体を川で洗い、村の娘から牛乳をもらって元気を取り戻されたシッダルタさまは、菩提樹の下に座って、人々が幸せになる道を考え続けられました。そして7日目、東の空がキラキラと光っている気持ちのよい朝「それは、仏さまを信じ拝むことだ」ということをお悟りになられました。12月8日の朝のことでした。
その日からシッダルタさまをお釈迦さまと呼ぶようになり、この日を“おさとりの日 成道会”としてお祝いします。
園内では、菩提樹の木が飾られたホールに全園児が参加、整列します。年長児が代表で献乳・献灯を行い参加者全員が牛乳を頂きお祝いします。
 

ねらい  おさとりを開かれたお釈迦様の教えを知る。

<涅槃会> 

 

お釈迦さまはお年をとり旅の疲れで思い病気になりました。沙羅の木の下で横たわっているお釈迦さまは、一生を振り返ってみました。 父や母と別れかわいいラゴラまで城に残してきたこと、修行中、川のほとりでもらった牛乳のおいしかったこと・・・色々なことが思い出されます。しかし、お釈迦さまの心は落ちついて、死を前にした病人の苦しさはみえません。お釈迦さまは弟子たちを呼び、最後のお話をされました。そして、静かに永遠の眠りにつかれました。お年は80歳でした。
園内ではクラス毎に参加、整列します。大型紙芝居を視聴したあと、参加者全員が焼香をします。
 

ねらい  お釈迦様の教えを通して、いのちの尊さに気付き、正しく落ち着いた生活を送る。

 


2.運動あそび

〜丈夫な身体づくりをめざして〜

乳幼児の運動機能の発達には、適切な刺激を与えることが重要だと言われています。その刺激は『訓練』というよりも『あそび』という形態になります。この時期に、体力、持久力、筋力をつけるということは、生理学的に心身に無理をかけて「百害あって一利なし」という報告もなされています。 したがって、本園では今の時期に一番重要といわれる基礎的な運動能力を高めるあそびを「おもしろそうだ」「やってみよう」という気持ちを育てながら、年間を通して実践しております。もちろん個人差がありますので、子ども達一人ひとりの発達や興味に応じて、達成感を味わえるように取り組んでいます。
 
次のようなあそびを年間通して取り入れています。
 

〜自分の身体を自由にコントロールし表現できるようにするあそび〜

 

バランス感覚を逆位感覚(逆さになっても自分の身体を前後左右、上下に動かせる感覚)や回転感覚、位置感覚を培うあそび

(マット、鉄棒、跳び箱、ポックリ、うんてい、平均台、水遊びなど)

 

物や人の動く方向やスピードを予測し、自分の身体をそれに対応させる能力を培うあそび

(鬼ごっこ、ボール、縄跳び、フープ、たこあげなど)

 

スピードやリズムをコントロールする能力を培うあそび

(鬼ごっこ、縄跳び、かけっこ、ジャンプ、ぶらんこ)

 

道具を自由に操作することができるようになるあそび

(ボール、縄跳び、まりつき、フープ、けん玉、こまなど)

 

 保育の目標

生命尊重

仏様に親しみ、命の尊さと生きる喜びを感じとる。

報恩感謝

身近な自然や社会の恵に感謝し、明るい態度をつくる。

和合精進

みんな仲良く希望をもって正しい行いに務める。

 

一人ひとりの子どもさんに対して丁寧な背伸びをしない保育、子どもたちと一緒にゆったりとした生活を楽しめる保育を実践していきます。
「はい」「ありがとう」「ごめんなさい」が正しく言える子どもさんを育てていきます。

 保育の理念

社会福祉法人青桐会の運営する、正休ののはな保育園は児童福祉法に基づき『保育の必要性のある』乳幼児の保育を行います。保育にあたって、子どもの人権や主体性を尊重し児童の最善の幸福のために日夜、保護者や地域社会と力を合わせ、児童の福祉を積極的に進めあわせて地域における家族援助を行います。尚、児童の福祉を積極的に進めるために、職員は、豊かな愛情を持って接し、知識の習得と技術の向上に努めます。又、家族の援助のために、常に社会性と良識に磨きをかけ相互に啓発するものとします。
 

保育と基本方針

保育方針は、「保育所保育指針」に依拠して職員が保育に臨む基本的姿勢にあっては、子どもや家庭に対して、わけへだてなく保育を行い、人権を尊重し、プライバシーを保護する事を第一義とします。また常に児童の最善の幸福を願うために保護者から意見や要望があれば真摯に傾聴し、不明なところがあれば平易に説明をして、よりよい保育のために努力研鑽する事を基本とします。
 

1. 子どもの健康と安全を基本にして、保護者の協力の下に、家庭教育の補完を行う。

2. 子どもが健康安全で情緒の安定した生活が出来る環境を用意し、自己を十分に発揮しながら活動できるようにすることにより、健全な心身の発達を図る。

3. 豊かな人間性をもった子どもを育成する。

4. 乳幼児などの保育に関する要望や意見、相談に際しては、わかりやすい用語で説明をして、公的施設としての社会的責任を果たす。

 アクセス

〒520-2102 滋賀県大津市松が丘7丁目16-1
Tel: 077-549-0162
FAX: 077-576-0348

■JR南草津駅より 車で10分
■近江バス 松が丘5丁目下車 徒歩2分
■草津田上ICより 車で5分

※ご不明な場合は、お気軽にお電話でお問い合わせください。